時間外でもできる限り対応させていただきます。
税理士になるためには、実は大きく5種類のなり方があります。
税理士試験に合格した税理士…全体の約46%(※1)
所定の試験5科目に合格した税理士です。
11科目のうち所定の5科目に合格することで税理士になりますので、
合格していない科目については、知識が不足している可能性があります。
試験一部免除された税理士(学位による一部免除)…全体の約34%(※1)
修士又は博士の学位を授与された者は、試験の一部が免除されます。
11科目のうち所定の2~3科目に合格することで税理士になりますので、
合格していない科目については、知識が不足している可能性があります。
税務署OB税理士(国税従事者における免除)…全体の約8%(※1)
10年又は15年以上税務署に勤務した国税従事者は、税法に属する科目が免除されます。
23年又は28年以上税務署に勤務し、指定研修を修了した国税従事者は、会計学に属する科目が免除されます。
現役時代に所属していた部署により得意不得意があります。
また、税務署の内情を知っているという強みがあります。
公認会計士税理士…全体の約12%(※1)
公認会計士は税理士ではないため、公認会計士資格では税理士業務はできません。
しかし、公認会計士は税理士試験を受けずに税理士登録できます。
公認会計士の業務は上場企業等の監査であり、個人開業の公認会計士の多くは、
公認会計士業務ではなく、税理士業務を行っています。
弁護士税理士…全体の約0.7%(※1)
弁護士は税理士ではないため、弁護士資格では税理士業務はできません。
しかし、弁護士は税理士試験を受けずに税理士登録できます。
よく税理士と会計士の違いを聞かれますが、上記の通りです。
どの税理士が良いかという質問も受けますが、どのなり方でも
優秀な方もいれば、そうでない方もいますので、なり方だけでは判断できません。
やはり、人気がある税理士で気が合う方を選ぶのがいいと思います。
※割合はH27.3.31現在の数字